お花見シーズンですね 〜ニヶ領用水の桜並木〜 【2013年3月22日】
溝の口周辺をブラブラするこの「のくちぃ散歩」、月に一回くらいのペースで更新していけたらと思っていたのですが、桜の開花が予想以上に早かったため、急遽、お散歩に出かけてきました。
ということで、今回の「のくちぃ散歩」は前回の梅の花に続き、桜の花を楽しみに行きました。
この季節になると、あちらこちらと桜の便りが届きますが、今回は溝の口カイロプラクティック院から最も近く、お手軽にお花見のできる「ニヶ領用水」沿いをお散歩してみました。東急線高架下から上流に向けてぶらぶらと・・・。
そもそもニヶ領用水は多摩川などを水源として、川崎市の多摩区から高津区、中原区を経て幸区まで流れる全長32Kmの神奈川県下で最も古い人工用水路だそうです。竣工されてから、もう400年以上も経つのだそうです。
かつては農業用水として農業を支えてきたニヶ領用水も、時間の経過とともに川沿いも宅地化が進み、工業用水などに用いられるとともに、近隣住民のお散歩コースにもなっています。
ご覧のように、溝の口近辺の川沿いは見事に桜のアーチに囲まれています。
治療院のすぐ近くではソメイヨシノではなく、何種類かの枝垂れ桜がメインとなっているようで、満開の桜もあれば、まだツボミの状態の桜もあり、長い間楽しめそうです。
このままニヶ領用水沿いを久地方面に歩いて行くと、国道246号線を渡る歩道橋があるのですが、そこから見下ろす桜も見事でした。
「久地円筒分水」の看板と桜 |
歩道橋から見下ろす桜並木 |
ソメイヨシノのアーチ |
満開のソメイヨシノ |
歩道橋を渡りきると、今度はソメイヨシノがメインになってくるようです。そのまま久地方面へ少し歩くと、国の登録有形文化財となっている「久地円筒分水」があります。あちらこちらに誘致を促す看板が立っています。
この円筒分水は、かつて農業用水として利用されていたニヶ領用水の水の取り合いの争いが絶えなかった経緯から、公平に水量配分されるようにと作られたそうです。
現在はその分水としての機能がどのくらいあるのかは分かりませんが、ここの桜もこの界隈では小さな名所となっています。
前回、久地梅林公園をブラブラしていたときも、公園にいたおじさんが、桜の時期はこの久地円筒分水の桜を見に行くといいよ、と教えてくれるほどでした。
本日もとても気候が良く、多くの方がお花見に訪れていました。ちょっとした広場などもあるので、シートを敷いてお弁当を、なんてシチュエーションが似合いそうです。
ここのソメイヨシノは満開間近といったところで、この週末が一番見頃かもしれません。
先にも書きましたが、ニヶ領用水沿いの枝垂れ桜は、まだまだこれから十分にお花見を楽しめると思いますので、皆さんもお天気の良い時にお散歩してみてはいかがでしょうか。
【お散歩日 2013年3月22日】