溝口温泉〜喜楽里(きらり)〜【2014年2月18日】
今年初めての、のくちぃ散歩です。
寒さにかまけてちょっと間が空いてしまいました。
今回は、そんな寒いときに持って来いの、溝口温泉「喜楽里(きらり)」へ行ってきました。
前回の「キラリデッキ」に引き続き、キラリつながりということではありませんが、「喜楽里」です。
それでは行ってみましょう!
今回はバスを使います。
溝の口駅北口のバスロータリーから出発です。前回のキラリデッキから階段を降りたところですね。
8番乗り場から東急バスの「蟹ヶ谷(かにがや)」行きに乗ります。日中でも10〜12分に一本は出ているようですね。
溝の口駅から9つ目のバス停「橘小学校」を目指します。
バスが出発し、駅前ロータリーを出ると右に曲がり、南武線に沿って武蔵新城方面に進みます。途中、南武線の踏切を渡り、区役所通りにぶつかると左に曲がります。第三京浜のガードをくぐって程なく進んだところの「橘小学校」で下車します。
一時間に5〜6本は運行してます |
「橘小学校」を目指します |
バス停「橘小学校」に到着しました。道路の反対側に「溝口温泉 喜楽里」の看板がすぐ目に入ります。
道路を横断しないといけないのですが、結構車通りも多いので、きちんと横断歩道を渡るようにしましょう。
道路を渡って、入り口は駐車場への出入り口が大きく目立ちますが、歩行者用の入り口にはきちんと門があります。
いつもは車で来てしまうので、この門をくぐるのは初めてでした。
門をくぐるとすぐ左手に早咲き桜でしょうか、綺麗に満開に咲いていました。
そのまま進んでいくと建物の入り口です。
門構え、庭園通路、店構えと和風の落ち着いた造りになっています。
また、まだ週末に降った雪も残っていて、風情がありますね。
ピンク色が綺麗です |
落ち着いた和風の店構え |
ちなみに駐車場も3階建てで、190台停められるそうです。いつも地上階にしか停めたことがないので、かなりゆったりと停められるのではないでしょうか。
入口には料金表が掲げられています。
平日は780円、土日は950円です。少し前までは平日は750円だったのですが、値上がりしたのですね。
夜も12時まで営業しているので、仕事帰りでもゆったりとできます。
ただし、この喜楽里、小学生以下は入館できませんので、お子様連れの方はご注意ください。
でも、我々大人にとっては静かにゆったりと出来そうです。
受付を済ませて中に入ると、1階にはお食事処「季膳房」があります。
テーブル席と座敷席があるようですね。
メニューも豊富です。
お食事処「季膳房」 |
メニューも豊富です |
その、お食事処の入口には、この温泉を掘るときに実際に使用した掘削ビットが展示されていました。地下1800メートルまで掘削したそうです。
実際に使用した温泉掘削ビット |
1800mまで掘ったそうです |
そこから左手に進み、浴場は階段を上がった2階にあります。
階段を上がりきった突き当りには、温泉井の構造の説明と、それぞれの深さの地質のサンプルが掲示されていました。
突き当り、右側が女湯、左側が男湯です。
当然ながら、写真が撮れるのはここまでです。
それでは行ってきます。
内湯には源泉風呂と白く濁ったシルク風呂、ジャグジーにサウナ、水風呂と色々と楽しめます。
そして、外湯ですが、こちらは庭園風の岩風呂になっていて、かなりリラックス出来そうです。
上の湯と下の湯に分かれていて隣接しています。上の湯は完全に源泉掛け流しです。
そのお湯が下の湯に流れて行って、下の湯は源泉加温循環式になっています。
こちらの源泉は透き通った黒褐色のお湯です。「黒湯」と呼ばれているようです。
今日は昼過ぎに行ったのですが、人もまばらで、タイミングによっては露天の源泉を独り占めできるときもありました。
空を見上げると、綺麗な青空が広がっています。
普段は夜、仕事が終わってから来ることが多いのですが、その時は綺麗な夜空を見上げながらリラックスができます。
今日も日中はかなり寒かったのですが、温泉でポカポカに温まり、ゆったりリラックスできました。
お風呂を上がり、お会計は最後に受付カウンターで済ませます。
お金を払い、退館カードを受け取って、ゲートをくぐって外に出ます。
前々から思っていたのですが、この溝口温泉の名称の「喜楽里」、どのような由来からこのネーミングが付いたのか疑問に思っていました。
前回のお散歩で紹介しました、キラリデッキのネーミングは水と緑が輝くイメージから名称が決められたとのことでした。
同じ溝の口エリアということで、キラリデッキと同じイメージから語呂合わせで付けられた名称だと、勝手に思い込んでいました。
折角なので、この際に担当の方にその真相を聞こうと訪ねてみると、店長さんがわざわざ丁寧に説明してくれました。
実は、この溝口温泉は関東一円にある「湯楽の里(ゆらのさと)」というグループの温泉の一つとのこと。
そのグループの中でも、こちらは年齢制限を設けた、大人のくつろぎスペースであり、湯楽の里とは別格の特別な時間を味わえ、喜びを感じられる空間にしたいという思いから、喜び、そして楽しむ、癒しの里、ということで「喜楽里」とされたそうです。
再度確認しましたが、私が勝手に思い込んでいた、溝の口駅の「キラリデッキ」の「キラリ」とは全く関係ないとのことでした。
今までのモヤモヤが吹っ飛びました。体もすっきり、頭もすっきりしたところで家路につきます。
本当にいいお湯でした。
溝口温泉〜喜楽里〜はマップの示した辺りになります。
【お散歩日 2014年2月18日】